動揺

教え子が亡くなったと知らされた。

 

これで身内以外の友達や知り合いが亡くなるのが7人目。

 

教え子に関しては全員ニックネームで呼んでたから苗字を聞いても顔が浮かばない

 

なんせ人数多くて期間も半年やったから、懐いてた奴なのかどうかも分からない。

 

なんか、やりきれん思い。

 

せめて顔を見たい。

 

20歳前後、何があったんやろ。

 

聞かされた事実は、自殺。

 

せめて病気か事故であってほしいと願いながら聞かされた事実。

 

監督は親父、コーチは兄弟。

 

もう少し踏みとどまって、兄弟としての信頼関係を分厚くして、引退後卒業後も関係を築けてたなら、何でも相談できる兄貴としていれたなら

 

死ぬ奴って、本人が本気やから、ドラマみたいに綺麗な話はなかったかもしれんけど

 

今、生きてる奴で、接してる奴で死ぬリスクが高い人間が2人いる。

 

接してる以上、死なれたくない。

 

俺が何できるって話じゃないけど。

 

苦しかった、逃げに逃げてきた。

 

苦しみは人それぞれ。

 

大きい小さいはない。

 

違うのは苦しみをどう受け止めるか

 

死を選択するほどの苦しみは彼にとってなんだったんやろか

 

心に寄り添えない奴、寄り添い方が不器用な奴、ほんまに自分の苦しみに寄り添ってくれるやつ

 

苦しみに寄り添って解決にうまく導いてくれる奴は彼にいたんやろうか

 

大丈夫やって!

そんなん俺からしたらなんてないって!

 

もしかしたらこうやって人からしたらなんてない悩みだったかもしれんけど

 

本人からしたらそれが余計に孤独感を増したんかもしれんし。

 

そして今遺されたチームメイト達は打ちひしがれて余生の試練を課された。

 

高校のチームメイトは人生の中ですごく大切な存在。

 

人格形成第1ステージ終盤に汗水流して闘ってきた仲間。

 

交通事故や病気で誰かが死ぬのは悔しい。

 

自殺で誰かが死ぬのはやりきれない。

 

一体何があったんや。