なかった事に

最近毎日ではないけど

 

毎週、週2、3回は家族に会ってる。

 

何事もなかったように

 

距離感はある

 

でも口に出すものはいない

 

もう会えない、会えなくてもいいと思ってた

 

家族のお荷物でしかなかったこの俺

 

会う度にグラングラン揺れる

 

泣いた事もある

 

せっかく優しく接してくれるから

 

こっちも0と思って、て考えるけど

 

どうしても消えない、消せない。

 

謝れない、謝るスキもないぐらい普通に過ごすあの時間

 

何でそんな落ち方するん?って感じでブランコから落ちてギャン泣きして抱っこを求めてくる姿

 

眠たくなって甘えてきて抱っこを求めてくる姿

 

抱っこすればじき寝たあの子供特有の身勝手さ

 

愛に触れれば触れるほど複雑になる

 

たった3年

 

人生のたった3年

 

ズタボロになり、思考が変わり、人格も習慣も変わり

 

無駄だったのか必要だったのかの答えはまだ先にある

 

おじさんおばさんが甥っ子に会いにくる様子を見ればせつなくなる

 

夫婦2人で出かける事とか数年なかったように感じるあの夫婦

 

いとこが結婚し、あの夫婦にも孫が訪れる予定だった

 

それをたった一晩の酒が奪った。

 

酒で幸せにはなれない

 

永遠の幸せの為に酒を選ぶやつもいない

 

酒は幸せを奪い、破滅へ導く、ってリスクを誰しもが直面しながら飲む飲み物。

 

幼馴染が死んだあの時

 

仕事で悔しかったあの時

 

2人目の友達が死んだ時

 

人を深く傷つけた時

 

家族を裏切った時

 

全ての時にそこには酒があった。

 

だから正常な判断、思考、そんなものがないまま時は進み、また同じ過ちを

 

今こうやって昼間に酒を飲まずにブログを書いてる瞬間、本来の俺の思考。

 

ブレる事はない思考

 

止まった時計が動き出した、とはまだ言えないかもしれない。

 

ただ、今ある思考、今ある習慣は間違いじゃないはず。

 

また落ちた時は、てんとう虫がお告げを届けにきてくれるはず。