自己防衛

そうする事でしか生きれなかったあの日々。

 

自分が生きる為の勝手な考え方。

 

心が揺らがない為の暮らし方。

 

利用した人々。

 

まともな感情を持たずにまともな考え方から逃げてきた。

 

病気を守れんかったくせにとか、俺はエリートやら、カス野郎とか

 

全て弱い自分を認めず、受け止めれんかった結果だったんよな。

 

今はまともにスッと入ってくる。

 

スッと出せはしないけど出せそうになる。

 

自立、自由、普通、そんな暮らしに憧れて急速なスピードで生きてきた。

 

俺には幸い装備がある。

 

急にほりこまれて3ヶ月プログラムを受けて今の俺の考えにたどり着く事はない。

 

入院のタイミングがベストだった。

 

俺はラッキー、運がよかった。

 

酒は薬物。

 

酒を遠ざける手段はたくさんある。

 

それを手にし行動に移すには心が必要。

 

入院前より備わってるよ。

 

酒がおいしくて、酒が楽しくて、酒が自分にもたらしてくれる効果も分かってる。

 

その酒を今の立場と状況でどう向かい合い、どうコントロールするかって話。

 

「あの日々」は今も愛しい。

 

でもあれには戻れない。

 

そこには時間を奪い、悲しませる、傷つける人がいてるから。

 

どうしても欲しいなら

 

全て捨ててからなればいい。

 

家族、愛、所有物、金、信用、仕事、自分

 

結局全て中途半端だった。

 

くたばれ、いっそいけ、もうちょいやって飲みに飲んで、荒れて苦しんで

 

もう1ステップが遠かった。

 

この1年を経て

 

なかったらいけなかったレベルまでいける確信がある。

 

そこには条件があって、2度と酒に狂わされない事。

 

俺は、勝ったんや

 

あとは、勝ち続ける。

 

あと少し。